東京マラソン2017の結果とか感想とか
どうも、ミュージカルカンパニー イッツフォーリーズ マラソン部(仮)部長の浅川仁志です。
個人的に3回目の参加となりました東京マラソン2017。なんとかゴールすることが出来ました。
本当に、なんとか、ギリギリでしたけど。
今回の結果とか感じた事とか書いておきたいと思います。
※この記事の下書きを書いたのは2月末でした。が、その後連日の稽古で仕上げるのを忘れ、記憶も曖昧に4月に書き上げて…というかほぼ下書きのまま、という事をご了承ください…。
まずは結果を
ランナーアップデートによると下の表になります。
地点名 | スプリット(ネットタイム) | ラップ | 通過時刻 |
5km | 00:33:57 (0:26:47) | 0:26:47 | 09:43:57 |
10km | 01:03:59 (0:56:49) | 0:30:02 | 10:13:59 |
15km | 01:30:30 (1:23:20) | 0:26:31 | 10:40:30 |
20km | 02:00:56 (1:53:46) | 0:30:26 | 11:10:56 |
25km | 02:31:05 (2:23:55) | 0:30:09 | 11:41:05 |
30km | 03:04:04 (2:56:54) | 0:32:59 | 12:14:04 |
35km | 03:44:44 (3:37:34) | 0:40:40 | 12:54:44 |
40km | 04:17:47 (4:10:37) | 0:33:03 | 13:27:47 |
Finish | 04:31:44 (4:24:34) | 0:13:57 | 13:41:44 |
ランナーアップデートには「検索できる記録は速報のため参考タイムとなります。」と書いてありますが、ほぼこの通りでしょう。
今回の目標が最初は3時間30分、そして最終的にサブ4であった事を考えるとねぇ…。
遅いですねっ!!
悔しい限りです。
目標タイムとの答え合わせはまた別でやるとして、スタート前と、5km毎に感想とその時の状況を覚えている限り以下に書きます。
スタート前
7時15分くらいには都庁前付近に着いていました。
新宿とは逆方向から来たらゲートの看板を見逃して逆戻り、事前に配布されていた地図に載っていた進行方向から来ないと看板が見えない位置にありました。もしかしたら見逃していただけかもしれませんけど、ちょっと見づらい位置にありましたね。そんなことないですか?
早めに来たのでゲート通過はとてもスムーズでした。
ギリギリに来ると荷物を預けるトラックの前に行くのも大変なのでこれは正解でした。荷物を預けてしまうとゴールするまで取り出せないのでしばらくトラックの前で時間を潰し、8時くらいに着替えて荷物を預け、スタートの前にトイレに行っておこうと並んだのが8時10分くらい。
ところが一向にトイレにたどり着かない。列が何回折り返しているのかわからないくらいずっと行ったり来たり、ここの案内がよくわからなかった。というか案内があったのかどうなのか。
最後尾の案内しかなくて、トイレの列とスタートラインに向かう人、トラックに荷物を預けたい人と、動線がいくつもクロスしていて混沌としていました。気がつけばトイレの列も2列になったり1列になったり。結局トイレには行かずスタート地点へ。
スタート~5km
スタートから5kmまでは本当に楽しいですね。
しばらく下りが続くのでここでペースを上げすぎないようにと思っていましたがもう少し早くても良かったかも。
~10km
飯田橋付近でスタート前に行けなかったトイレへ。
この時にUstream配信を一旦止めて、再開したつもりが上手く出来ていなかったようで、ここから事務所の前までは配信出来ていなかったみたいです。これを自分でチェックしながら走るのはやっぱり難しいです。
飯田橋を過ぎた辺りから新コースへ入りました。
イメージはしていたけど、折り返しが続いて精神的に削られたかも。知らないコースを走るのってやっぱり疲れます。
でもまだまだ元気。
~15km
事務所の向かいを通過。
事務所の前には誰かいたらしいけど見つけられず。今年はこのタイミングでは誰も居ないのか、と思いながら浅草寺へ。
後で考えると、自分の意識では事務所の前って言ったらまさにビルの前だと思っているんだけど、大体みんながいるところはそことは少しずれていて、その少しの差で見つけられなかったのかも。ハッキリ言ってこれは毎年打ち合わせ不足。
~20km
浅草寺前を通って事務所の前へ。
以前まではこの辺ではもうほとんど体力的に終わっていましたけど、今年は元気な状態で事務所の前に。
上手く再開できていなかったUstreamをここで時間をかけて再開。3分くらい使ったのかな。
Ustream設定し直してる間に劇団員から「早く行かないと」みたいな事言われましたけど、何のために走っているかって言ったら自分としては半分くらいUstreamのために走ってますからこの時間は必要でした。
そしてある意味、事務所の前がゴールであってここまで来たら後はどうでもいいというのは毎年のことで。
今年はこの後は誰も応援に来ないって聞いていたしね!
Ustreamはスマホから配信していたんですが、さすがにバッテリーの減りが速くて、自分でも予備のバッテリーを持っていっていたんですが「このペースじゃ足りないかも」と思い、途中で事務所にメールしてここでさらに予備のバッテリーを受け取って、ここから先は計3つのモバイルバッテリーを持って走っています。(持って、と言ってもバッグに入れてですよ)
~25km
この辺も新コース。
蔵前橋を渡って門前仲町方面へ。この区間が今回のコースで唯一と言っていいアップダウンのある区間。
ペースが落ちるのは予想通りでしたが、意識して落とし過ぎたかなって思ってます。結果脚だけで走ってしまってそれがアップダウンの繰り返しでもろに脚にきてしまったかも。
ハーフを過ぎたところでかなりキツくなってしまいました。この辺で気温も大分上がってきていたのでそれも影響していたかも。給水所が待ち遠しくてしかたなかった。
と言いながらも走りながら写真を撮ったんですけどね、ブレちゃって良い写真が無いのが残念ですが、上った先が見えないのが何回も来るのって絶望的です。
先を行くランナーが坂の向こうへ消えて行くのを見ながら、あの坂登るのかぁ…って思いながらね。
2度目の蔵前橋を渡ったらコースの向こう側で騒いでいる劇団員に手を降ったところでスマホを固定していたパーツが折れました。それでも落ちる感じはしなかったので良かったですが、ここから先はそんなところも気にしながら進みます。
~30km
事務所の前を通り過ぎ、ここから先は完全に一人旅。
日本橋、銀座付近で脚が痙攣してしまって走れなくなり、それでも騙し騙し走っては歩き走っては歩きの繰り返し、それでもこの区間のタイムが33分弱なので、走れてないのにそんなに悪くもないタイムという訳のわからないタイムで進んでいます。
自分の記憶ではだいぶ歩きはじめていたと思うんですがね。
過去2回でもそうだったんですが、この辺ってビルの谷間で日が当たらないから一気に体が冷えるんですよね。
距離的にも30km前後って事で、実は坂よりもこの区間が一番キツイのかもしれません。
~35km
反対側では品川を折り返したランナーが走っていて、こっちはまだ30km、向こうはラスト2kmとか書いてあるのを見ながら、ここからこの状態で10km以上走るということ、そして向こう側をサブ4の目安のランナーが走っていくのを見てここで本当にリタイアしてしまおうかと考えたところです。
だましだまし走るのも限界で完全に足を止めて自分でマッサージ。
自分の周りでも同じような状態のランナーが数人。
ここで5分位休んだでしょうか、でもここで完全に足を止めたのが結果的には良かった。結果論ですが、もっと早いタイミングで止まっていたら、最後はもう少し早いタイムでゴールできたのかも、って思いますが、ランナーとして完全に止るっていうのはやっぱり避けたいという気持ちがなかなかそうはさせなかったな、と。
歩いておいてなんですけどね。
~40km
この辺はもう本当に気持ちだけ、意地でなんとか走っているという状態。
しかしさっき休んだおかげで何とか痙攣も治まり、攣りそうになりながらも何とか走れていました。
~Finish
仲通りに入ってから行幸通りまで(あってるかな?通りの名前がよくわからない)、沿道との距離が近くて本当にラストって気分!
でもここ思っていたより長くてちょっとしんどかった(笑)ここで歩くことは出来ないというプレッシャーがもの凄い。
でも気分が良いのも本当で、あの距離で周りからあんなに応援されることなんて他にあるかな?
本当に最後のコーナーを曲がって、ここでゴールを実況していたんですね、スピーカーから「タイガースが戻ってきました!東京のど真ん中でタイガースなんて勇気がありますね!」みたいな事を言われて一瞬気づかなかったけど、どうやら自分の事らしいと瞬間的に気づきとっさに大きく手を降ってみたけど、タイガースじゃないんですよ、鬼太郎です。
東京駅を背にフィニッシュ。
タイムは4時間31分44秒。
Finishの後
タオルをかけてもらい、メダルをかけてもらい、アルミシートまでもらい、バナナとかドリンクをもらい、こちらからはとにかくボランティアのみなさんに感謝の言葉を返し。
手荷物を受取り、手荷物を運んでくれたのは佐川急便の方々でした。すれ違うボランティの方々に挨拶しながら、ゴールまで本当にキツかったのにそれでも笑顔で声を掛けられるのってなんか不思議です。
さらにその後
ボランティアの皆さんのいるところを笑顔で通り過ぎたあと、待っていたのは地下鉄への入り口、下り階段。
チャリティランナーの更衣室があるビルへ行くには地下を通らないといけなくて、その地下鉄の入り口の下り階段が結構長いっていう。普段なら気にならないんでしょうけど、フルマラソンを走った後のランナーにこの下り階段を降りさせるなんて東京マラソン財団もなかなか…。
もちろん立地的に仕方ないんですけどね。
あとで聞いた話では、一般ランナーの方の更衣室は日比谷公園だったんですが、そこまでは約1kmあるとかないとか。今回は天気が良かったからいいですけど、今後天気が悪い時はどうなるんでしょう。
東京駅がゴールになったのは楽しいんです。
が、その後の移動手段で地下鉄を使ったんですけど、走った後に下り階段はキツイです。東京の階段の多さを実感しました。
まとめ
やっぱりフルマラソンはキツイです(笑)
最初の言葉がそれっていうね。
ただ本当に今回はキツかった。楽しむならハーフまでが良いですよ。フルマラソンを走ろうって人は普通じゃないなって今回思いました。
劇団としてはおそらく来年も参加するんじゃないかと…。
これは部長が決めるていることではないのでわかりませんが、きっと参加するんじゃないかと思います。
さて、誰が走るのか?
早めに決めて、その人には一年を通してしっかりトレーニングして、良い結果を出してほしいですね。
部長はもう3回も走らせてもらったので他の劇団員にも経験してみて欲しいと思っています。
本当にキツイけど、これもいい経験です。
個人的なランニングのシーズンは2月までなので、秋まではもしかしたらこのブログの更新は無いかもしれません~。
3月、4月は花粉症で走れません。この時期に敢えて外を走ったことはありますが、想像以上に無理でした。
5月、6月は雨が多いので。
7月、8月は暑いので。夏は苦手です。
9月はまだまだ暑いですよね。
まあこんな感じで、一年の内で走れるのは5ヶ月くらいですね。
無理をしないのが大事です。
とは言え、何かネタを見つけて少しずつ更新できるように頑張ります。
東京マラソンに関しては、毎回そうですが関係者の皆様、特にボランティアの皆様には感謝しかありません。
本当にありがとうございました。
部長はランナーとして、去年は沿道から応援する立場としても参加出来たので、あとはボランティアとして参加してみたい気持ちもありますが、ボランティアも抽選になっているようで、東京マラソンに参加しようと思ったら何にしても簡単なことではないですね。
何かしらの形で来年も東京マラソンは楽しみたいと思っています。
……というここまでが2月末に書いた下書きです。記事を公開するにあたり加筆はしていますがほぼそのまま。もう少しちゃんとまとめたかったですが、もう記憶が曖昧なのでここまで。今はもう4月です。
時間を見つけて次は今回のUstream配信の事を書きたいなと考えていますが、いつになるかはわかりません!
では…。