日本人のミュージカルをつくろう。
つくった人間の名前なんか忘れられても構わない。
50年経っても、100年経っても歌い継がれていく歌をつくろう。そう考えた二人の男がいました。
ミュージカル『見上げてごらん夜の星を~ミュージカルこそ我が人生~』冒頭の台詞。
もともとの初演は1960年。
2012年に今の形での再演。明日からの演劇鑑賞会神奈川ブロックでの公演で千秋楽となります。
いずみたくは26年前に、永さんも昨年に、二人共がいなくなって最初の、そして最後のツアー。
それでも歌は残ります。
最初は制作として関わっていましたが、最終的にキャストとしてこの作品の最後に関わることになるとは当初は考えもしませんでした。
イッツフォーリーズという劇団にいてそれは誇る事かもしれません。しかしそこは意識せず役を全うしたいと思います。
今この時代の僕らが歌う「見上げてごらん夜の星を」を聞いてもらいたい。